
冬野とは、栗蒸しようかんの上にかるかんを載せた羊羹です。冬の野原のように、栗蒸しようかんが大地、かるかんが雪を表しています。味はもちろん見た目も重要になりますので、しっかりレシピのポイントをつかんで作ってみましょう。
材料(12cm×7.5cm流し箱2本分)
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栗蒸しようかん
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黒こしあん
180g
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栗の甘露煮
100g
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グラニュー糖
40g
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薄力粉
20g
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くず粉
5g
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水
25g
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かるかん
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山の芋パウダー
10g
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水
40cc
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グラニュー糖
60g
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上新粉
35g
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ぺーキングパウダー
小さじ 1/8
作り方
①
下準備
・栗の甘露煮は水気を除き、1粒を2~3切れに手で割る。
・せいろはたっぷりの水につけておく(60分~)
・流し箱(ここでは12cm×7.5cm)に敷紙をしいて割った栗の甘露煮を並べておく。
・くず粉は水で溶いておく。
②
栗蒸しようかんを作る。
黒こしあんとグラニュー糖をボウルに入れゴムベラで混ぜる。
③
混ざったら薄力粉を粉ふるいでふるい入れ、均一に混ぜる。
④
水で溶いたくず粉を加えて混ぜたら栗を入れた型に流し入れ空気ぬきをして、蒸気が上がっているせいろに入れ、強火で20分蒸す。
⑤
蒸している間にかるかん生地を作る。
ボウルに山の芋パウダーと水を入れ泡立て器でやさしく混ぜる。
⑥
グラニュー糖を加えて混ぜ、上新粉とぺーキングパウダーを粉ふるいでふるい入れ、泡立て器でやさしく混ぜる。
⑦
蒸し上がった栗蒸しようかんの上に⑥を流し入れ表面をならし、蒸気のあかったせいろを入れ、まず蓋をを1~2cmずらして強火で5分、次に蓋をしっかり閉じて強火で10分蒸す。
[ポイント]
生地に一気に熱が入ると表面にキレツが入りやすくなるのではじめは蓋をずらして加熱する。
⑧
蒸し上がったを確認する。
竹串をさしてベタっとした生地がついてこなければ完成。
和菓子が映える器に並べましょう。
⑨
完成した冬野を食べやすいサイズに切って器に盛り付けて出来上がり!